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作成:2013年4月7日
印旛・吉高の大桜 2013年4月4日

今朝から暖かく、良い天気。

千葉県印旛の吉高大桜の開花状況をネットで調べると、昨日で7分咲。
今日は絶対に満開になると思い、昼から出かけた。
数年前、一度、満開当日に行って写真を撮った(本ホームページに掲載済み)
実は、前回の花見の前年の冬、この桜の木の下見をしてあるので、場所は判っていた。
冬に行った時は、当然、桜の木だから葉が無く、探すのに一苦労。
なにしろ、山田舎に近く、冬だから農閑期で人が見つからない。やっと農家の人に聞いたら、すぐそこですよと教えてもらった記憶がある。
畑の中の一本桜。 ただ、途中2ケ所ほど標識は見つけたが、その頃は桜の木の近くには標識は無かった。

今日も見事に満開の当日に行った。今朝というか、昼近くに満開になったと地元の人の言葉!
すでに、歩いて20分掛かる公園の駐車場はほぼ満員。前回より駐車場は臨時もあって、広がっていたのに満杯状況。
ネットで知った人もいるだろうが、人伝てに伝わって花見客が増えたのだろう。まだ、一般的には知られてないようすであるが・・・

途中、露店をだしている農家がある。この数は前回とあまり変わってなかった。野菜が多いが団子やら餅やら・・・

 樹齢300年を超える一本桜。 「吉高の大桜」と呼ばれており、印西市の天然記念物に指定。
 幹周り6m以上、樹高10m以上、開花直径25mの大木。
 山桜であり、染井吉野桜より1週間程、開花時期が遅く、かつ高齢のため、満開期間が2~3日と短い。


まず、目にした大桜
畑の隅にあるが、冬には目立たなかった。
左は看板、右下は標識の石碑、そして巨大な桜の幹
根元には土を盛って、根・幹を保護している


桜の前面にスペースを取って、花見客が多くても
よいようにしてある。
というか、畑を荒らされない為の防衛柵?もあった。
近くでの露店の傍に、並んでいた。
カブ、大根を使った人形さん達

紙に書いてあるが、やっぱりなんかへんだよ




客は三々、五々、見に来ては帰っていく。回転が比較的早い。5~10分くらい見て、或いはまっすぐ帰る人、或いはグルリと畑を回って、近くにある露店を回る人・・・
中には良い1眼レフ・カメラを三脚に据えてジックリ写真を撮る人もいるが・・・今年はサイクリングの自転車・装身具で来た人も数人見かけた。
私は、途中の露店の人に話しかけ、ひとしきり話をして何も買わずに帰った。露店の人には迷惑なことだったろうね・・・
交通の便が悪いので、結局、車でくる人が多いが、私が訊いた人は、近くを北総線(日本で一番電車賃が高い)で降りて1時間以上歩いて来たと言っていた。
まだ、知る人ぞ知るの段階である。しかし、関東でも数本の指に入る桜の巨木らしい。
この近辺は北総線も走り出したし、数年後には環境がどう変わるか判らない・・・?

ところで、駐車場には随分と車が止まっていた。多分150台分前後のスペースはある。その割には、大桜の場所での見学者は少ない。
では、車の乗客はどこか? 多くは、多分7~8割くらいの人が、駐車場と大桜の通行道にいる。歩いて20~30分掛かる約1.5kmの通行路を歩いていると推定。
随分と駐車効率が悪い。 場所、狭い道路事情の関係で止むを得ないことか・・・