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作成:2011年12月27日
東京・神田川沿いに下る 2011年12月25日


今朝は早く起きて神田川の源流である井の頭公園から神田川に沿って歩いて下る予定であった。
しかし、寝過ごしてしまい、予定より1時間半ほど遅れて自宅を出た。

神田川はネットのウイキペディアによると、
「東京都を流れる一級河川であり、東京都三鷹市井の頭恩賜公園内にある井の頭池に源を発し東へ流れ、台東区、中央区と墨田区の境界にある両国橋脇で隅田川に合流する。流路延長24.6kmで、東京都内における中小河川としては最大規模で、都心を流れているにも拘らず全区間にわたり開渠であることは極めて稀である。かつては「神田上水」を取水し、江戸の水道として利用されていた。」
とある。

(朱線:歩いた跡)

東京・JR吉祥寺駅に着いたのが午前10時。 すぐに井の頭公園に行き、井の頭池の湧水 お茶の水井戸を撮影してから神田川・源流に行き撮影した。 それから、神田川に沿って歩き出した。
井の頭公園の池は汚れていたらしく、標識に「よみがえれ 井の頭池」と書いてあった(↑タイトル写真)。
源流地点では「随分綺麗になった」と話す会話が聞こえてきた。
井の頭公園駅手前の井の頭線をくぐり抜けてからは、一部の工事区間等を除いて、ほぼ神田川の左岸を歩く。

井の頭池の北東の端にある湧水・お茶の水
徳川家康がお茶をこの水で飲むのを好んだらしい
井の頭池・東側の端 瓢箪池の奥に
神田川の源流がある(写真左奥の橋から始まる)


源流を示す標識
源流は幅2m弱、川底に30cmの石が敷いてある
井の頭公園の東側、井の頭線の下を神田川が流れる
源流から200mくらいの場所



日曜日であり、散歩する人、ジョギングする人が多い。井の頭線・久我山駅までほぼ井の頭線と平行して歩く。
東京は最近雨が降っていないので川の水嵩は低く、場所によっては川底を小川のように細く流れている所も見られた。

源流から数Kmあたり、
昼前であり、散歩者が多い
神田川の川底が歩道から深くなってきた
京王井の頭線・高井戸駅の傍
駅の下を通る環八通りを陸橋で渡る




源流地点から杉並区と中野区の区境まで2時間近く歩いた。 区境からの標識が100mごとにあり、やっと標識のスタート地点にきた。
もう12時少し前であり、行き交う人も少なくなった。
神田川と善福寺川の合流点では歩道から1mを越える高さの堤防があり、写真を撮るのに堤防越しで苦労した。 
合流点から先のメトロ・丸の内線・中野富士見駅近くで午後1時頃に昼食した。
この近くにメトロ・丸の内線の広い停車場があるが、その端っこだけを撮影できた。(右写真)

杉並区と中野区の区境 左側・神田川と右側・善福寺川が合流して左下側に流れる
写真左上側はメトロ丸の内線の広い停車場がある


新宿が近くなると、高層ビルが神田川の流れの方向によって見えてくる場所がある。

新宿の西側を抜けて、さらに山の手通り、青梅街道を渡って落合に近く、JR中央線が川の上を走っている。

永福あたり地点で、
都庁のビルが見えた
都庁を通り過ぎたあたり地点で、
西新宿ビル群が近くに見える



青梅街道に架かる淀橋
見えるのが新宿の西のビル群
淀橋の下を神田川が流れる
地図で見るとJR中央線・東中野駅の東側で
中央線が神田川の上を走っている




下落合から高田馬場駅に近い場所で、神田川と別の川があり、間違えてその川に沿って歩き出したが、西武新宿線が右側に走っているので間違えていることが判ったので、慌てて神田川を探した。 

この間違えた川が神田川に合流する妙正寺川である。 妙正寺川は下落合駅近くの西武新宿線と新目白通りと平行する点で地下に潜ってしまう(右写真)。 神田川と妙正寺川との合流点は何処か判らない。

神田川方向に引返して地図を見て直ぐに歩く道が見つかってホッとした。
この近くは神田川に沿って歩く道がなく、また複雑な地形なので間違えた。

下落合近く、この近辺は桜の木の並木
春は桜で綺麗であろう
高田馬場駅方向を見る 右側は橋である
このずーと手前で一時、神田川を見失った



高田馬場駅に着くと午後3時。
(右写真:橋上は中央線か山手線か電車が見える。左側が神田川であり、橋のたもとから撮影)
吉祥寺駅から実質4時間半強であり、写真撮影するときと昼食時以外はほぼ歩きとおし、足にマメが出来て少し疲れも出てきた。 

今日は神田川・流域の半分以上を歩いた。 
上流では江戸時代の上水道の跡が残っていないかと探したが、見つけることが出来なかった。 
川沿いには歩行者・自転車専用道があって快適に歩けた。
歩く目的には良い環境であった。


ここ高田馬場から隅田川・柳橋の神田川最終までは早稲田通りを初めとして広い車道の傍を流れる。
水道橋から川下方面は歩いたことがあるが・・・
高田馬場から川下に歩くと、今までの上流と川の流れや周りの景色が随分違うだろう。 
機会があれば、歩こう。