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作成:2011年11月10日
筑波山で初めて登る梅園コース 2011年11月8日


 例年は数回登る筑波山に、今年は初めて登る。
ハイキングのような山でも一人では億劫になり、友人を誘って登山した。

 紅葉の時期、早朝に目覚めたら雨が降っていた。関東南部に雨雲があるが、そろそろ抜けていく時間である。 友人と取り敢えず登山の準備をして行くことを確認してから車で出かけた。
 途中から、雨があがったが、雲は取れない。

 梅林のある駐車場に車を停めて、既に降りてきた人に山の状況を訊いてから、筑波山に登るコースがいくつかある中で初めての「梅林コース」を登り始めた。

 登山道はいつも通るケーブルカー脇の神社コースより狭く、雑木林の中である。 
登り始めは紅葉もこれからであり、全体に直登であるが、あまりきつくなかった。 
 まだ踏まれていない枯葉を踏むのは気持ちが良かった。

 しかし、苔むした岩のある登山道に変わった途端、急な勾配に変わり、ルートは赤ペンキを辿りながら行く状況になった。

急勾配なのにさらに苔むした岩道
小さな赤い薄くなったペンキ印を探しながら・・・
こんなところに・・・
私たちも1円アルミを置いて無事を祈る
 


 このコースの登り初めに、2回ほど分岐点があったが、どうやら私たちは真ん中の岩山を突っ切るルートに入ったらしい。 迂回ルートがあるとはネットで調べてあったが、詳細な地図が無かった。

 どこを歩けばいいのか判らない、踏み跡が見つからない登山コースである。
 赤いペンキ印を探しながら、苦行の末、約2時間強かけて男体山の下、立身岩に辿りついた。

岩に座って休憩中に、紅葉をパチリ
この近辺にはモミジが無く、
紅葉狩りとはならない 

岩山のコースから男体山の周回ルートに
出る所、立身岩の真下にでた
親鸞聖人旧跡と、間宮林蔵の祈願碑がある。
立身岩とは写真上部のこの写真に納まりきらない大きな岩である


立身岩の上部から下界を見た。
下界はまだ雲が多く、何も見えない
晴れていたら、左側に霞ヶ浦、右側に遠く富士山がみえるのであるが・・・

御幸ケ原にある展望台から
女体山方向を望む
紅葉していたが・・・

 

 昼食をしてから、男体山の頂上まで行き、それから御幸ケ原に降りた。

 今日の御幸ケ原はウイークデーなのに随分と人出が多い。 多分紅葉の時期を目指してきたのだろう。
 展望台に登ってみると、紅葉は随分と進んでいた。 今が見頃かな。

 下りはケーブルカーを使った。 下の駅に着いたら、真っ赤に紅葉したモミジがあった。
 そして、乗ったケーブルカーの名前が「もみじ号」

真っ赤に紅葉したモミジ もみじ号


今年の筑波山への初登山は紅葉の時期、
そして、コースも初めての梅園コース。

そう・・・考えてみると、今日のコースでは登る人・下る人の誰とも出遭わなかった・・・
筑波山には山の高さの割には岩あり、根っこあり等変化に富んでいるコースがあるが、このコースのようにさらにきついコースもあることが判った。

帰りに筑波山を振り返り、写真をパチリ。
天候もよくないし、写真では良い色が出ないな〜〜