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作成:2011年10月14日
中央アルプス・千畳敷カール 2011年10月11日

 千畳敷カール(標高2,600m)

平地はまだ紅葉に程遠い時期、紅葉が最も早く進む中央アルプスの千畳敷カールにバスツアーで行く。

以前から、中央アルプスの宝剣岳、木曽駒ケ岳、空木岳と縦走する思いだけは持っていたが・・・膝の故障で計画挫折したことがある。 
今回は登山ではないが、紅葉を見れれば良いと思っていたが・・・

現地での観光時間が1時間半の短時間でありながら、バスに乗っている時間は往復で9時間くらい・・・

中央高速・駒ヶ根ICを降りて、駒ヶ根バスセンターに駐車。
 そこから専用のバスに乗り換えてしらび平に行く。
途中、宝剣岳がチラリと見えた(右写真・稜線奥の右側の小さく尖った山)
さらに途中で運転手が「カモシカがいます」と教えてくれたが3頭程見えた。 しかし、灰色と黒の縞模様で角も判らなかった。もしかしたら子供だったかも・・・

更にしらび平からロープウエイで約900mの高低差を一気に7分半で昇り、千畳敷カールに着いた。

既にロープウエイの途中まで紅葉が降りてきており、赤や黄色の鮮やかな紋様が綺麗であった。

しかし、ロープウエイ頂上駅の千畳敷カールに着くと、既に紅葉は終わっていた。 一面、枯れ草と岩と砂利と、一見殺伐とした感じに思えた。 しかし、よく見ると緑の這松があり、標高が高いことを知らされる。 標高2,600mあるらしい。

宝剣岳がひと際高く見えた。 そして、宝剣岳や木曽駒ケ岳に登る多くの人達が浄土乗越に向けてのルートを登っていくのが見える。

千畳敷カール内で40分くらいの散策ルートがあり、そのルートをゆっくり1周した。

確かに大きなカールになっているのは判る。 だけど、カール内にいるので写真で見るようなカール全体は当然見通せない。


駒ヶ根バスセンター しらび平
写真左側にロープウエイ駅がある

 

 ロープウエイから見る景色は随分と高い位置もあったし、紅葉で綺麗であった。
 そしてロープウエイの速度は秒速7mとのこと。 つまり、25Km/Hの速度。対抗のゴンドラとすれ違った時は、例えて言えば倍の50Km/Hの車で路上の景色を見ていると同じ感覚で、あっと言う間にすれ違った。

紅葉が見頃の場所
標高差があるので、未紅葉から、見頃、既に終わった所を通過する
ゴンドラ同士がすれ違う瞬間
私の古いコンパクト・デジカメでよく写ったものだ。

 

 千畳敷カール内は既に紅葉が終わっていた。 一瞬なんか殺伐とした風景に思えた。
 写真中央が宝剣岳。 その右にある鞍部が浄土乗越であり、登山ルートである。
 多くの人が登っているのが見えた。

 雪に削られた跡の山は結構険しい崖になっていた。 

 千畳敷カール内で40分くらいの散策ルートがあり、そのルートをゆっくり1周した。

ロープウエイを降りて千畳敷カールが見る直ぐの景色
宝剣岳(中央)が近くに見えた
 
カール状が良く見える場所・剣ケ池

左写真:
ロープウエイの山頂駅から山裾、および遠く南アルプスを望む

 

 宝剣岳を含む山稜はかなり険しい。 左側に見える建物がロープウエイ山頂駅。

中央よりやや右側高い山が宝剣岳。 そのさらに右にある鞍部が浄土乗越
夏の高山植物が咲いている頃か、あるいは紅葉の時期が良いのだが・・・
その頃は観光客・登山客が多く、専用バス、ロープウエイ等で長時間待ちになるらしい。
 
 


 山裾側を見る。 山裾の駒ヶ根市の向こう側、ガスで見難いが、遠くに南アルプスが見える。

 農鳥岳と塩見岳の間に、富士山の頭が見えたが、写真には写って無かった。

富士山の頭が写っていないのが残念。 古いコンパクト・デジカメだから仕方が無い
塩見岳の右(南側)には、荒川岳、赤石岳、聖岳等も写っている

 今回、千畳敷カールまで乗り物だけで来た。
 宝剣岳を見たが、感じたこと。
 やっぱり、一度、木曽駒ケ岳、空木岳等を縦走したい・・・が、・・・

 今回のバスツアーは酷い渋滞にも会わず、予定時間どうりに帰宅できた。
 紅葉も見たし、千畳敷カールもガスは無く散策できたし・・・良しとする。