甲府 紅葉の御岳昇仙峡 |
2003年11月上旬
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――甲府の山峡 奇岩・滝・紅葉の道を辿る御岳昇仙峡――
御岳昇仙峡は、国から特別名勝に指定された景勝地。花崗岩の山肌を渓流が削り取り、無数の奇石・奇岩ができる。
昇仙峡の川は荒川なのかな、上流に荒川ダムがあるから。
下流の長とろ橋から上流に向かって山峡を散策する。有名な覚円峰や仙が滝をはじめとして、オットセー石・大砲岩 など、いろいろな名前がついた岩がたくさんある。
昇仙峡ロープウエイで パノラマ台に登り、更に羅漢寺山から周りの山々を見渡した。秩父の盟主「金峰山」をはじめとして一望できる。
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渓谷の奇岩
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渓谷沿いの遊歩道を歩くと下記のように名付けられた奇岩がたくさんある。
見て納得できる岩もあれば、不明な岩もある。
長とろ橋→渓谷沿い遊歩道→亀石→オットセー石→大砲岩→トーフ岩→
ラクダ石→富士石→おお穴→熊 石→猫 石→猿 岩→大佛岩→松茸石→
ハマグリ石→ふぐ石→五月雨岩→寒山捨得岩・登竜岩えぼし岩→浮 石
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覚円峰
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覚円峰は昇仙峡の主峰である。その名は僧侶覚円が頂上で修行した事に由来する。
頂上に関するある記述には「畳が数畳敷ける広さ」とある。
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仙蛾滝
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滝を下から
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滝の上から
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日本観光地100選・渓谷部門第一位に選ばれた昇仙峡、下流の天神森から上流の仙娥滝まで4kmの渓谷である。落差30m轟音を立てて巨岩の間を流れ落ちる。
この滝の上には観光客用の店が沢山軒を並べている。
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羅漢寺山・弥三郎岳の山頂から
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一番高い山が秩父の盟主「金峰山」 五丈岩が見える
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富士山が雲にかすんでいる |
南アルプス方面 |
ロープウエイ中から金峰山を望む |
羅漢寺山は昇仙峡ロープウェーの頂上駅であり汗をかくことなく登山できる。
そこからさらに10分位歩いて、弥三郎岳へ。
弥三郎岳の山頂は鏡餅を大きくしたような形となっていて、両側がそげ落ちているような気がして、ちょっと怖いね。
しかし、秩父山塊・茅ヶ岳・黒富士そして南アルプスなどの眺望が素晴らしい。
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あとがき
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帰りは勝沼の「ぶどうの丘・天空の湯」に立ち寄る。
ここの露天風呂から見おろす甲府盆地や南アルプスは、まさに天空からの眺め。
また、ここのラウンジで夕食をしたが、夕陽が山に沈んでいく光景、甲府盆地の夜景を眺めてゆっくりできた。
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