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作成:2006年1月19日
信州・茅野入笠山・蓼科・車山
2005年10月23日 

 ――秋真っ盛り、霧の入笠山、霧氷の蓼科、寒い車山――

秋も深まり、標高が少し高いと、紅葉が真っ盛りの時期。 今回は車で頂上近くまで行けて、あまり歩かなくても登れる景色の良い山を選んで行く。
           (下記地図で青く塗った道路を走り、赤く塗った登山道を歩いた)

 

360度の景色が見え、南・北アルプス山脈が望めると言われる入笠山に行く。
車で頂上近くまで行くことができると調べてあったので行ったが、頂上は霧の中、360度の景色の筈が何処も見えず残念。

翌日、ピタラス蓼科スノーリゾートのロープウエイに乗って、坪庭を見に行った。
なんと今年初めての霧氷の白い景色が迎えてくれた。遠く北アルプス、南アルプス山稜が見えたが、ややガスっていた。八ケ岳にはまだ雪帽子が無かった。しかし、横岳・蓼科山は霧氷で真っ白。

★白樺湖を越えてビーナスラインの車山の近くの駐車場から歩いて車山頂上まで約30分。頂上は寒かった。景色も遠くはガスっていた。美ケ原が近くに見えた。

 

 入笠山へのバイク道に迷い込む

茅野市内を望む 遠くの八ケ岳連峰は雲の中

道に迷って、バイク道を走っていた。しかし、紅葉は素晴らしい

 入笠山はガスの中

入笠山への登山道は間違えて、バイクが走る、舗装していない道に入りこんだ。そのため、30分位で行ける入笠山公園に1時間半位、走り回った。
しかし、その分だけ紅葉を楽しんだ。広葉樹だけでなく、カラマツ等の針葉樹も紅葉していた。

入笠山の頂上近くには湿原公園やら牧場やらがあった。入笠山の登山口から頂上まで20分強歩く。
残念ながら頂上では360度の景色の筈がガスで真っ白。

 ピタラス蓼科スノーリゾートのロープウエイ 霧氷が待っていた

ゴンドラから頂上駅を望む 山稜は霧氷で白く見える

ロープウエイの中間地点 霧氷の景色は雪とはまた違う

見事な霧氷

坪庭にある樹は霧氷で覆われて寒そう

ピタラス蓼科スノーリゾートのロープウエイの頂上駅のすぐ先には坪庭がある。 1周を30分位で回れる高山植物と火山岩が調和している公園である。霧氷が解け掛かっていたが、それでも寒い。高山植物も全て寒そう。見物人も寒そう。

帰りのロープウエイから見ると、北アルプス方面が曇っていて山稜は見えなかった。
しかし、右の写真の八ケ岳連峰(左遠方側の山稜)はクッキリ見えた。さらに右遠方の山稜は南アルプスであろう。

 車山高原も寒い

 

霧ケ峰方面 右遠方は南アルプス 晴れているが寒い

 

車山山頂 北側を見る 浅間山も見えたよ

美ケ原方面

 

車山も独立した山で見通しは良い。歩く時間は少なくてすむので、雲の無い晴れた日にもう一回来てみたい。
北の方面は美ケ原だけでなく、浅間山、白根山があり、西には北アルプス、南は南アルプス、そして南東には八ケ岳等が見えるはずである。

茅野市の周辺には、四方に高い山が見える絶好の見晴らしの山がたくさんある。車山も昨日の入笠山もそうであるが、度々行く守屋山もまたそういう山である。これらの山は標高2000m位である。

 

 

 あとがき 

昔を思い出す

一度、子供達がまだ幼稚園くらいの小さい頃の30年程の昔に、ビーナスラインを通って車山近辺を通ったことがあり、殆んど忘れているが、その時は夏で晴れていて、景色が良く、車山には花が咲いていたことを覚えている。
 その時は、子供達と一緒に確か扉峠の近くの登山口から美ケ原の王ケ頭まで登った。子供には道中も長く、高い階段がある登山道であり、小さい子供には落差の高い階段を乗り越えて登って行くような様子であった。
子供も疲れた様子であったが、私のほうがバテた記憶がある。