作成:2010年10月4日
秩父連峰の盟主
金峰山・・・
2010年10月2日 

 今日は夕方から長野県川上村にある、大学の同期の人の別荘で同期会がある。
 場所が近いので、金峰山の登山もしようと計画した。

 金峰山は今度で3回目であるが、膝の故障をしてからは私にとってかなりの負担であるので、挑戦しようと決めてから事前のトレーニングもしてきた。

 早朝に自宅を出て車で走り、、中央高速道の勝沼ICを降りて、牧丘近くまで来たが、大弛峠への林道が閉鎖されていて、回り道を行く為に途中、確認しながら行ったので若干の時間ロスがあった。
 約1時間、牧丘川上線を走り昇って、大弛峠の駐車場に着いたのが8時半過ぎ。
 駐車場は満杯であり、私はゼブラ地帯に停めた。

 大弛峠の標高は2360m、金峰山は2599m。 標高差300m。 こんな少ない標高差を2時間半弱で登ったり、下ったり・・・である。

 空は晴れているが、遠景に雲があり、見晴らしはどうなるか心配であった。

 準備して、登り始める。 
 朝日峠を越えて1時間で朝日岳に着く。 標準時間どうりであった。体調も概ね大丈夫のようである。

 途中、富士山が雲海の上に顔を覗かしていたが、段々と雲が多くなり、富士山も隠れるようになってくる。

 富士山を写真に撮るが、

 朝日岳から富士山と金峰山を撮影。 五丈岩が目立つ。八ケ岳連峰は金峰山の左側遠景に峰の頭だけ少し雲の上に見える。


 ガレ場を降りて、コル(鞍部)を過ぎてから、登りになる。 心配したほどは苦しくならなく、金峰山の稜線に辿りついた。
残念ながら雲が多くなっており、北側の瑞牆山はまったく見えない。
富士山も雲に隠れている。 登って来た方をみると、朝日岳の紅葉もいまいち。 
国師ケ岳、奥千丈岳の稜線辺りまでは良く見える。 

金峰山の頂上に近づくにつれて、大きな岩を跨いで行くような岩場道になる。
更に、登山者が多くなったと思ったら、山頂の標識があり、記念撮影している人たちで満員。 
なにしろ、日本百名山の一つであるから・・・

11時頃に着いたので、やっぱり標準時間で登頂できた。 
混雑しているところを抜けて、五丈岩のほうに行く。
富士山が見える側の岩の上で休憩。 お腹が空いているので、オニギリやらチョコレートやら、水分補給やら・・・

五丈岩のテッペンに若い人が7~8人も登っていた。 見ていると危なっかしくて見ておれないが、つい見てしまう。
今日は土曜日であるので、登山者が多く、あちこちに点在して、昼食している。

富士山を撮ろうとチャンスを窺っていたが、結局良いシャッターチャンスは無かった。

写真は諦めて、下山にかかる。 
下山時は、富士山方面は雲でまるっきり見えなかった。
登山口に帰ってきたのが2時。 

心配していた膝も少し違和感がある程度で、思った程の痛みは出なかった。
やや膝に自信が付いた感じ。



大弛峠からの金峰山・登山口
ここは、山梨県と長野県の県境
富士山は雲海の上


空は良い天気なのに 朝日岳山頂・




朝日岳山頂の近辺から撮影 金峰山・山頂の標識
後側のは長野県の標識かな?

朝日岳山頂近くから、金峰山を見る。
頂上の横のデッパリが五丈岩
紅葉が進んでいるが、まだこれからが本格的なのだろう
左側、雲の上には八ケ岳連峰が少し見える

金峰山の山頂から、富士山方向のパノラマ
手前左側の山が左側から朝日岳、鉄山。
奥の稜線は国師ケ岳。北奥千丈岳も見えてるのか?
右側雲の上に富士山だ!
乾徳山も富士山の左にある筈だが?

富士山が雲の上(中央)だけど判るかな 五丈岩
テッペンの左には二人いるのだが・・・



右上・五丈岩の下にある標識 登山路には、シラビソの木が多い



さあ、これから川上村に向かって、悪道を降りていく。 
川上村営林道。 オフロードバイクで結構有名らしい。

山梨県と長野県の県境で舗道が切れて、突然の悪路に変わる。
途中、1台のBMW(可哀想に)、4台のオフロード用バイク、1台のジムニー、1台のSUV系の4WD駆動車と対面した。 BMW以外は楽しそうだった。

下り始めたら、サスペンションの弱い普通車だから約10Km/時のスピードしか出せない。
1時間ゆっくり走って下ってきて、距離計をみると9Km進んでいた。その間に車の底を何回ぶつけたことか・・・

やっと、舗装道に着いたときはホッとした!!!
ここが山梨県(手前側)と長野県の県境
舗装が切れてるのが判るかな?
この左側が金峰山・登山口
右側に国師ケ岳・北奥千丈ケ岳の登山口がある
長野県側の村営林道
大きな窪地穴は無いが、5から10センチの砂利道であり、
普通車ではとてもスピード出せない
せいぜい、10Km/H