作成:2002年11月16日
湯之谷温泉郷・栃尾又温泉 2002年11月12〜14日

11月の中旬、新潟県の奥只見近くの湯之谷温泉郷に行く。
紅葉は過ぎてもいいから、スキー客が来る前の暇な、客の少ない時期に行きたかったので、この時期を選んだ。
しかし、今年は初雪が3週間早く、紅葉が終らない10月末に初雪があり、紅葉にも関わらず雪景色があるという珍しい景色に遭えた。

前日、旅館に問い合わせたら4WDのスタッドレスタイヤの車でないとだめとのことで、JRで行った。
上越新幹線の浦佐駅から、旅館の無料送迎の車で走ると、確かに1週間前の雪で近辺は雪景色であった。
途中に、奥只見ダムに行く奥只見シルバーラインへの分岐点が目に付いた。今回は車で来てないので、奥只見ダムには行けない。
旅館は栃尾又温泉の「霊泉の湯」の「自在館」。

栃尾又温泉の標識 ○印が自在館 栃尾又温泉への途中にかかる「見返り橋」から大湯温泉・湯之谷村交流センタのユピオを望む。下を流れるのは佐梨川で「自在館」の裏手に続く

「自在館」新館
貸切の露天風呂、「たぬきの湯」「うさぎの湯」の内風呂がある。
食事は「野草庵」という個室で食べる。

http://www.jizaikan.jp/ を参照

栃尾又温泉センタ。
37度位のラジウム温泉。日帰りも出来、広いのでユッタリできる。
3日間、毎日入り、良い気分転換になった 

着いたらすぐ周りの散策に出かける。
旅館の前の山道が佐梨川に沿っている。
周りは赤、黄色の紅葉に彩られた谷間である。雪の中の紅葉は色が浮き出て鮮明であり、曇り空にも関わらず大変綺麗に見える。
紅葉はまだ1週間位は残りそうなのに、既に雪景色であり、紅葉の葉は寒そうに、何時落ちていいのか迷っているようにも思える。
駒ケ岳が見えると期待していたが、雲で見えない。もともと近辺の山で見えなかったのかも知れない。
そして、1KMも上流に登っていくと、道路工事現場があったので引き返す。
「紅葉」と「雪景色」が同時に見れて、満足であった。

駒ケ岳が見えるのを期待していたが、曇りで見えない。帰りにJRの車中から見えた。

旅館の隣にある、子宝を授ける薬師堂と子持ち杉 雪に紅葉が映える

紅葉の葉が寒そう

旅館の近くの滝

旅館に戻り、お湯に入る。貸切「予約制」の内湯2に露天1があり、さらに旅館に隣接して共同センタ湯がある。
合計4つのお風呂に予約制ながら十分堪能するほど入る。ぬるま湯に好きな時間だけ入るのもいいものだ。

2日目に昼食を求めて散策したら、大湯公園、民族資料館等があり、HPにも掲載されていた蕎麦屋「櫻井」も見つけ、美味しい蕎麦を食べた。

湯之谷村交流センタ・「ユピオ」内の民族資料館。 昔の農家の風情がわかる

近くの大湯温泉の国道に面した蕎麦処手打ちそば「櫻井」。 地元の人も客に美味しい蕎麦屋だと教えていたが、確かに美味しかった

JRの車中から見た越後三山の1つ、八海山

車中から写した駒ケ岳