←BACK
作成:2008年11月16日  更新:11月29日
千葉・千葉寺 大銀杏

 ――銀杏大木 幹周8メートルを越える――

千葉寺は、千葉市ある真言宗寺院。本尊は十一面観音であり、坂東三十三観音霊場第29番札所である。

『千葉寺縁起』によれば和銅二年(七〇九)僧行基がこの地に来られ、この寺は始まる。
 そして聖武天皇の勅諚により千葉寺と称した。
 中世には、この地に勢力を張り、源頼朝の旗揚に大きな力を与えた豪族千葉氏の祈願所として栄えた。また、徳川家康が朱印百石を寄せ、寺格を高めた。

山門を入ると、開創の時に植えたと伝える銀杏の老樹が目につく。今では千葉寺の象徴でもある。

千葉寺のイチョウが開山当時から育ってきたとすると、樹齢1300年になる。

樹高30m、幹周8.00mで、県の天然記念物に指定。千葉県で12番目の巨木であり、イチョウとしては、市川市の八幡神社の千本公孫樹、市原市三峰神社のイチョウ、勝浦市高照寺の乳公孫樹、市原市熊野神社の大銀杏に次いで第5位。

 千葉寺・境内の真中に聳える大銀杏 もみじは紅葉していたが、銀杏は未だであった。

11月29日撮影 若干、紅葉になったが・・・

11月16日撮影
 山門を入ると直ぐに大銀杏  奥に本殿が見える
銀杏の気根が何本も垂れ下がっていた