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作成:2007年4月30日
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残雪で、装備不足・頓挫した登頂 | 2007年4月29日 |
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今年も日光白根山に天気の良い日に登ろうと、雨の日の翌日に勇んで出かけたが、惨憺たる状況で頓挫して、虚しく引き返した。 |
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ここで車がスリップで2時間立ち往生 あと500M位で金精峠トンネルなのに 金精山は朝日に映えて・・・ |
登山口にも雪がたっぷりと・・・ |
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渓谷か沢か、雪道をただひたすらに登る。 夏は右側の山の山腹に登山道がある しかし、空はすごく青色で感激。 写真よりもっと濃い色であったと思う |
渓谷か、沢か・・・ | |
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弥陀ケ池から白根山頂を仰ぐ この時は空は群青色で雲ひとつ無い |
上が去年の8月に左の写真と 同じ場所から撮影した写真 |
目指す白根山の山頂が青い空のしたに見える。 山の中腹や頂上近辺の岩場には数組のパーティが見える。周辺が雪なので人影がクッキリ見えるのである。 既に下山してきた人がおり、情報の交換をしてみると、「頂上付近の岩場は凍っており、ピッケルが無いと無理」とのこと。 私は「ウーン、困った」 これから登る人達は全員ストックの人たちもピッケルを取り出し、歯の多いアイゼンを履いて準備をしている。 私は「頂上に登るのは諦めた。 五色沼あたりで時間を潰してから下山しよう。」 ピッケルの装備が不備な2組が、岩場の無い避難小屋からのルートで登ろうと五色沼の方に行く。 同じ方向なので私も付いていくが、昨日までの足跡が無く、ルートが判然しない。標識が見えたので2組は五色沼の方に降りて行った。このルートは一度下ってから、上り返すのである。 私は夏に毎回反対から下山するルートなので良く判っているが、雪で登山道が隠れていると、避難小屋までは岩や沢があり、どんな危険があるか判らないと思った。 特に踏み跡の無い場所を歩くには雪は足が潜ってしまうので疲れる。 五色沼は雪の下に隠れているのが見えたので、下らずに引き返して五色山の方に登ってみた。小高い丘のようなところに来ると、男体山方面が見えた。前白根の稜線も良く見える。 反対の白根山は身近に見えるのが皮肉である。 ここで、11時前とまだ早いが昼食を摂った。 空には薄い雲が出ており、空の色も普通に戻っていた。「これなら頂上からの眺めはもうあまり期待できないな」と自分を慰めた。 |
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後の前白根山と、中央の白く雪に |
五色山近くから前白根の稜線を見る |
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五色山近くから太郎山(だと思う・・・ |
五色山近くから白根山頂を見る もう薄雲が・・・空の色も普通に変っていた 登山者は数組見えた |
登ったルートをそのまま下山する。 ズボッと膝まで落ち込んだのが3回あった。 雪に隠れているが、雪下はもう解けているのだ。 このルートも直ぐに禁止になるのだろうと思う。 膝は痛みは無いが、力が入らないのか踏ん張りが利かなく、何回か滑った。 歳かな。 12時に駐車場に戻った。 見ると、五色沼に向かったパーティの1組が居た。 訊いてみると、私が五色山に登っている間に、引き返して来たらしい。 「踏み跡がまったく無い」 「残った1組は避難小屋の方向に向かった。しかし、時間がかかりそうだから・・・」とのこと。 私は早々に駐車場を出た。 帰りの金精峠の道路は乾いていて、走行になんの支障も無かった。 今回の登山は散々である。 雨が降ったら寒い地方は雪になる、または凍ってしまうなんて、4月末の時期もそうなるなんて考えもしなかった。 経験不足であるが、怪我や事故を防いだということにしておこう。 帰りに気が付いたが、目がウサギの目のように赤い。雪での紫外線反射にやられたのかな。サングラスも用意しておかなくてはいけない。 |
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下山してから、湯元温泉で汗を流す 今日は時間が早いので、 日光湯元温泉寺の温泉に入った。 ここの大昔の住職が日光湯元温泉を発見したそうな 源泉から一番近く、 帰宅しても硫黄が体から匂った。 |
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竜頭の滝 | 今市にある、日光杉並木街道 現在は保護のため、車は走っていないが 昔はこの道を走っていた。 |
GW連休なので、観光客が多い。 日光の竜頭の滝を久し振りに見た。 今市で日光杉並木街道を写真撮影してから、蕎麦を食べた。 帰りの日光市内も、東北道も大渋滞していた。 |
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