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作成:2002年9月6日
日光・鳴虫山 2002年4月上旬

行程:
自宅AM6:00発→東武日光駅9:30→鳴虫山11:30着→憾満ケ淵13:30→東照宮駐車場14:00→東武日光駅14:30

東武日光線日光駅から歩いて10分のところに鳴虫山への登山口がある。ここからほぼ北に向かい、鳴虫山から憾満が淵に抜けて、また東武日光駅に戻ってくる。
鳴虫山(標高1103m)は、素朴な自然道が続く本格的なハイキング・コースですが、日光なので冬の寒さが標高のわりには厳しい。今日は比較的暖かいので寒さは気にしなくてもよい。鳴虫山の名の由来は、この山に雲がかかると雨になる、という言い伝えから。行程には起伏があり、幻想的な杉林や激しい渓流など、変化に富んだ景観が楽しめる。

今日は良い天気。山肌には雪が見える。見慣れた景色の中をユックリと登り始める。

東武日光駅から徒歩10分の位置 鳴虫山頂上

これより鳴虫山山頂までは杉やヒノキ、雑木林の中をアップダウンを繰り返し歩く。

土曜日なのに人とも遭わず、鳥のさえずりに送られて木の葉が厚く落ちている道をユックリ歩くと、気持ちが洗われていく。木の葉が落ちた枝に時々鳥の影が見える。

途中の休憩地から 日光市街が望める

登山口から2時間ほどで鳴虫山頂。1183.5m。斜面に張り出すように木の展望台がある。空気がすんで大変気持ちがよいが、格別の展望ではない。

頂上にある展望台 頂上からの展望
山頂の標識 男体山かな?

山を下り発電所の脇を通り、日光八景といわれる憾満が淵(含満ガ淵)の奇岩、清流が疲れた体を癒してくれる。山から下りてきた人達に一服の清涼剤である。

  もう少し
もう麓近くにおりてきた 大谷川の支流
化け地蔵。いろんな顔が並んでいる。 憾満が淵(含満ガ淵)の奇岩、清流


憾満が淵の散策路沿いには、慈眼大師(天海僧正)の弟子たちが彫ったと伝えられている百体地蔵が並んでいる。そういえば、天海僧正は日光東照宮を建てるのに寄与した怪僧と読んだっけ。
このお地蔵さんは別名「化け地蔵」とも呼ばれ、赤い衣をまとっている。

これらの地蔵さんに見送られて元の駅の方に帰った。そしていつものするように温泉を捜し、いろは坂の近くの「やしおの湯」に入って疲れをとった。