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作成:2009年6月14日
宮城 松島・瑞巖寺 2009年6月9日

中尊寺・毛越寺を拝観した後、まだ時間はあるし、折角であるから松島に行こうとの提案で、昼過ぎに平泉から松島に向かう。
着いたのが3時頃。 松島の島巡りの観光船は4時に出るとのことで、それまで瑞巖寺を拝観することにした。

松島瑞巖寺

瑞巖寺を観る時間は少ないので、慌ただしく拝観した。

松島瑞巖寺は平安時代に慈覚大師円仁により開創され、その後は変遷を経て、江戸時代の初めに伊達政宗公によって現在の大伽藍が出来た。そして、
名僧雲居禅師により、奥羽の大禅刹となった(パンフレットより)

本堂の中はまたもや撮影禁止であったが、桃山時代の豪快な襖絵や建物であり、当時の繁栄を偲べる。 

また、洞窟群があり、納骨や供養のためのもので鎌倉時代から江戸時代まで続いたとある。松島は古来「奥州の高野」と呼ばれ、浄土往生を祈念する神聖な霊場であった(札書より)


瑞巖寺の入り口
入って杉並木道の正面に本堂、
直ぐ右側に洞窟群がある

入り口から本堂までの杉並木

瑞巖寺の本堂
大きい建物であるが、シンプルである
瑞巖寺の洞窟群の1つ
崖に沿って相当の数が並んでいた
 
 五大堂(左写真)
 松島の瑞巖寺から近い島に建つこの建物は、平安初期に坂上田村麻呂が毘沙門堂を建て、その後、慈覚大師が五大明王を祀り、そして、伊達政宗がこの現存する建物を立てた。(札書より)



 松島の島巡り

 松尾芭蕉も驚いた、美しい景色を観に来た。 しかし、残念ながら曇天であり、小雨も降っている。

 良く見える位置としては、観光船の舳先が一番いいと思っていたが、客席の前部からは前が見えない。艫の溜まり場も風や雨で状況は良くない。 しかたがないので、1階の客席の窓際から見ることになった。

 走行しながらガイドが島々の説明をしてくれるが、どの島なのか判別できたのは半分も無い。 形状を「細長い」とか、「少し離れている」とかいうが、島もたくさんあるし、細長いのか、どのくらい離れているのか、船の水面に近い低い客席の場所から観ても判然しないためである。

 しかし、他所では見ることの出来ない、良い景色であることは判る。
 天候の良い日なら最高であった・・・

 

観光船の乗船場
時間が遅いせいか観光客が少ない

このように変わった島が
たくさんあった


牡蠣の養殖用イカダが
並んでいる

陸と島を結ぶ
有料の橋だそうな

観光客が与える餌を求めて、
出航時からズーと船の後を追いかけてきたカモメ

海側から見た五大堂

 さあ、松島も観た。 帰宅しよう

 ナビでは高速道路を案内しているが、後で調べたら、三陸縦貫道から、仙台東部道路を経由して、東北自動車道に接続していた。
 途中、ガソリンが残り少なくなり,気を揉むこともあったが、無事に満タンにできた。
 後は東北道を東京までひたすらドライブするのみ。

 渋滞にも逢わず、夜中前には無事に帰宅できた。