←BACK
皇居一周の歩き
    作成2010年1月18日

2010年1月15日 (金曜日)

平日の昼時間に、皇居周りをジョギングしている人の群れを見かける。
しかし、私は皇居の近辺に皇居をよく行き見ているが、1周したことは無く、例えば東京駅から馬場先門、日比谷から桜田門、九段下から武道館とか、断片的である。

一度、グルーっと皇居外周を一周してみようと、東京駅から左回りに歩き始めた。
九段下から日比谷までとか右回りに歩いたことはあるが、左回りは経験が少ない。
お堀にはうっすらと氷が張った跡の残骸が浮かんでいた。

周りの建物や標識等、今まで気にしなかった景色を注意しながら歩いた。





九段下から日本武道館のある千鳥ケ淵の外周を大きく回るつもりでいたが、竹橋交差点から北の丸公園のほうに左折してしまい、千鳥ケ淵の交差点まで近道をしてしまった。
途中に、東京国立近代美術館や国立公文書館が右手に見え、通ったことのない道に出たので、間違えたことが判ったのである。しかし、ジョギングする人は多くこのコースを通るらしい。

千鳥ケ淵の交差点からは、半蔵門、三宅坂、桜田門の交差点と内掘通りを歩くが、右手に国立劇場、最高裁判所、国会議事堂、警視庁と名だたる建物が続く。左側の半蔵濠、桜田濠等のお堀は葉っぱ一つ落ちてないように清掃されており、鴛鴦や鴨が所々に群れているだけの静かな風景である。

桜田門を入り、通り抜けて皇居外苑にくると、僅かな人しかいなく、広い広場が明るい陽射しに当たってきれいである。 しかし、馬場先門から日比谷通りに出ると、さすがに車の騒音が激しい。

日比谷通りに面した建物は、ほとんどが新しく建て替えられたのか、私の昔見た建物が判らない程に変わって見えた。

和田倉門まで戻って、約1時間強かけて一周した後は、丸の内のビルの地下街の和風料理店で、ビールを飲んで魚の昼定食を食べた。ビールが美味しかった。



@ 半蔵門・交差点から甲州街道(国道20号線)の新宿側を見る


A 桜田濠から警視庁ビルを見る。
 濠は綺麗に清掃されていた。


B 国会前・交差点から国会議事堂方面を見る。
 国会議事堂の建物は通りから2〜300mも奥まった場所にあるのだ。


C 馬場先門前の日比谷通りで東京駅側を見る。 7〜8年前は中央の茶色の東海上ビルが一番高かったが、その後、丸の内は大改造で右側の新丸ビル2棟やその他のビルの新築で景観がガラリと変わった。


D 和田倉門奥の桔梗門入口から西側、日比谷方面を見る。
 東京の景色は新築のビルでドンドンと変わっているように思える。




E 桔梗門入口から東京駅側の新丸ビル2棟を見る。 昔の優雅な丸ビルの「角の丸い」形ではなく、いかめしい建物に変わった。