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作成:2008年1月9日
千葉・君津小櫃 椎の大木
2008年1月8日 

 ――小櫃・賀恵淵の大椎、 太く、龍のようにうねって延びる幹と枝――

千葉県君津市指定天然記念物
賀恵淵の椎  君津市賀恵淵 八坂神社

 場所は千葉県君津市のJR小櫃駅の近くを流れる、小櫃川がある。その川の右岸の十数Mの崖上にある、八坂神社社殿の前にある。 というより、社殿は横2間×奥行き1間の小さな社屋というか、祠のようであるから、ここが神社だとは見えない。 むしろ、この椎の巨木しか目立たない。

この巨木・椎の木の樹齢は定かではないらしい。 しかし、樹幹の周囲は8.5M、樹高20.7M、そして枝張りは南方向に20Mを越すという。
平成元年に、新日本名木百選に選ばれた由緒ある巨木とある。
神社の境内全体を覆う樹冠の大きさは、遠くから見ても目立つ大きさである。全国でも屈指の大きさの椎の巨木らしい。

この椎は和名をスタジイといい、農耕以前はその実が貴重な食糧源であった種類の木らしい。

 小さな社務所を覆いかぶって、更に余る大きな椎の樹冠
 巨大な幹、龍がうねっているようだ
幹には、あちこち切り取られた跡があるが、覆う葉は若々しい
東側から撮影
 
崖の下を流れる小櫃川
 ↑樹の根元から別な種類の木が真っ直ぐに伸びていた。これからも共生するのかな?
 大きな木の傍に小さな祠? 八坂神社!
大木の傍に、小さな祠があった。 八坂神社とある。

地元の人は信仰しているのだろうが、私達のような外部者は何故か、見劣りがするほど小さい。