作成:2010年6月19日
小雨の中
東京・深川界隈の散策
2010年6月14日 

――東陽町から門前仲町へ・・・洲崎神社も――


小雨の中、深川界隈を散策しようと出た。残念ながら小雨が降り止まないがしょうがない。
駅2つ手前の東陽町で下りて、永代通りを門前仲町方面に歩く。

大横川を跨ぐ、沢海橋があり、その近くの洲崎弁天を探し当てて、写真を撮った。
洲崎神社は、当初は弁天社と称し、厳島神社の分社であったらしく、海中の島であったらしい。
そのころは弁天社近くの海に、文人墨客が船を並べて弦歌に興を催していたと由緒書きに述べてあった。
その後、越中島、豊洲等埋め立てられて、海から離れてしまったらしい。上記は江戸時代のこと。

この近辺から、大横川の流れが南方向から隅田川方面に方向を変える。

洲崎神社は有名なわりには
小さな佇まいであった。
鳥居から正面に本殿が見える

洲崎神社の本殿
今でもお参りが多いのだろう
お稲荷さんの幟が一杯!




更にいくと、木場に着く。そして、三つ目通りと交差する。そこには大横川にかかる汐見橋が架かっている。

更に歩くと、平久川から来た堀川があり、東富橋があり、そこから見ると、大横川、平久川が合流して、隅田川に流れる大横側、海側に流れる堀川が交差している、川の交差点があった。

この近辺は、江戸時代の掘割が多く、大横川には江戸と行徳の間を荷物を積んだ大きな船の定期航路になっていたらしい。
今も深川には川が残っており、橋も随分と有る。
車社会になる前は、多分明治の頃までこの掘割を荷物を積んだ船が行き交っていたのだろう。

木場とは江戸時代の木材置き場が有ったらしいが、今は名前だけが残っており、昔の面影もない。

大横川、平久川が交差する
複雑な流れの場所である。
深川界隈はまだこんな堀川が
あちこちに残っている。
今は行き交う船の姿は無い。



 更に行くと、右側に富岡八幡宮が見えてきた。門前仲町である。 

いつものように深川不動尊にお参いりをした。 
深川不動尊は新しい本堂を建てていた。建設費30億円もかかり、寄贈を募っていた看板があった。

今日は門前仲町で友人達と飲み会をした後、帰宅した。

富岡八幡宮