作成:2010年5月26日
奥多摩・あきる野市・秋川
日本酒を求めて
2010年5月22日 

――酒造会社の酒蔵見学と、利き酒会――

奥多摩にある4酒造会社が、PRに利き酒会を開催するイベントに参加するために、東京の西外れの五日市線・秋川駅まで行く。 自宅から3時間かかった。

まず、中村酒造という酒造会社の酒蔵の見学をする。
秋川駅から10分も歩くと、中村酒造を見つけた。3千坪の敷地内に建物が多く並んでいた。
酒造を始めて200年、9代目が当主という。門前に酒蔵の目印の杉玉が下がっていた。 


建物の中には、既に今日参加の50人近くが集まっていた。
この酒蔵の専属杜氏(右写真)による簡単な説明の後、さっそく酒蔵の見学である。

洗米、蒸し機、絞り機などの機械が並んでいた。

さらに奥には、醸造、貯蔵用のタンクが一定温度に管理された大きな建物内部に並んでいる。昔は人手で櫂を使って混ぜていたが、いまは自動的に混ぜてているらしい。

今の時期は酒を造ってないので、機械も動いて無く、静かである。

そういえば、瓶詰めする工程の見学はなかった。


中村酒造の門 車道に面した中村酒造の土産売り場。



午後から、あきる野・ルピアという場所で、50人が集まる利き酒会があった。
広座敷に並ぶ6人テーブルの各々に、4酒造、各3銘柄で計12本の生酒と貯蔵生酒の4合瓶、それから各一人用に肴の箱詰めと刺身が並んでいた。

事前に500円で買わされた「ぐい飲み」で、1本ずつ利き酒していく。1銘柄で少しの量しか飲まないが、12本飲むと結構、酔いが回ってきた。12本の最後のほうはアジの違いはなんとなく判るが、言い表す表現が出て来なくなった。

酒造会社からの説明員が来ており、お酒に関する質問に答えてくれた。

4酒造、各3銘柄で計12本の生酒と貯蔵生酒の4合瓶



 利き酒が始まる前に1時間近くの暇があったので、秋川駅の北側を散策した。

多摩の山稜を写真撮影しようと歩いたが、建物に邪魔されて、良い撮影ポイントが無かった。

10分も歩くと、西側に圏央道があった。更に歩いたが無駄であったし、時間も迫ってきたので、引き返した。

しかし、帰り時に秋川駅から見ると、少し山稜が見えたので撮影した。
この方向には、三頭山、大岳山、権現山が見えている筈であり、更に向こう側山梨県には大菩薩、雁ガ腹摺山等があるが、山は特定できない。
圏央道・あきる野ICから関越道方向に少し走った地点 秋川駅から西方向に多摩山稜が少し顔を覗かしていた