利根川情報
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平成11年3月14日
佐原、千葉県に住んでいながらあまり興味を持たしてくれなかった町。 しかし、最近は香取神宮に初参りに行くようになったせいで、江戸時代の家屋が残る旧町並みに数回いくようになった。 佐原は江戸時代、利根川を利用した物資の中心集散地であり、商業都市として大変にぎわっていた時代があったらしい。 |
小野川という小さい水路の両側に極めて古い家並が並んでいる。
香取神宮から入ってくる道と小野川との交差する橋の近辺に特に古い家並が集中している。
古本屋、蕎麦屋、酒屋等。
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右が有名な蕎麦店「小堀屋」。こんぶの入った黒い蕎麦もあった。橋の袂から3軒目の蕎麦屋の両側にある2−3軒の家が佐原に残っていて観光名所になっている旧家である。
この蕎麦屋「小堀屋本店」は千葉県有形文化財に指定された現存する佐原でも有数の旧家。昆布が入った真っ黒な蕎麦が出てきたが、これが有名らしい。 |
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骨董屋。建物自体が骨董品 | 八坂神社にある大木。 |
小野川はその昔、荷物を載せた船が行き交う主要な交通路であり、両側には老舗の商店や古い蔵がずーっとならんでいる。この一角に江戸時代、日本の地図を歩いて作った測量屋・伊能忠敬の養家が記念館として残されって居る。
千葉からも有能な人が出たもんだ。
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小野川のほとりは造り酒屋も多い. |
伊能忠敬の養家は小野川のほとりの商家 |
最近はチョットした観光ブームで、土・日曜日は歴史に興味を持つ人達が目立つ。
近くには造り酒屋「東薫酒造」があり、見学、利き酒が可能。
さらに近辺には、香取神宮、水郷随一の名所の十二橋、水生植物園、
関東3大厄除け大師の1つ観福寺には伊能忠敬の墓、
八坂神社祗園祭(7月10日過ぎの土曜日を中日とする金・土・日)の山車を設置した山車会館等がある。
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